高松市内を一望でき、お手軽に登れる山です。山は採石場になっていて、無残な形になっています。
コチラのページのよると、由良山で採石される石は、由良石と呼ばれ、皇居東庭(宮殿広場)にも使われているそうです(
コチラにも、由良石について書かれています)。また、山の上には、由良山城があったそうです。
由良山の頂上への道は、大まかに二つありそうです。一つは、清水神社の駐車場を抜けて、山を右回りに登る道。もう一つは、清水神社の境内から、西方向へ横断するように登る道。

清水神社 表参道。今日は、お祭りの日らしい。

参道の途中に、由良城跡を見つけました。

由良城跡。こんなところに、本当に、城があったのだろうか?由良
山城とは別だと思います。

鳥居前。お祭りです。

清水神社への参拝者用に、拝殿に上る階段の手前に駐車場があります。石切り場へ行くためには、駐車場のほうへ進みます。

途中に、由良角力土俵場跡がありました。

由良角力土俵場跡の説明
南側の石切り場は、2箇所、目にすることができます。それぞれ、水がたまっていい感じになっています。(航空写真を見ると、水溜りが3つあるので、今回1つを見逃したようです。)

石切り場の跡(南側) その1

石切り場の跡(南側) その1

石切り場の跡(南側) その1。下を見ると、ゴミがいっぱいあります。
また、少し登っていくと、2つめの石切り場があります。

石切り場の跡(南側) その2

石切り場の跡(南側) その2。コチラは、水面に睡蓮が浮いています。

登山口のすぐ手前に、防空壕があります。インターネットで由良山を検索すると、この防空壕は、行き止まりではなく、どこかへ抜けるようですが、確認していません。

登山道を見逃して、ここまで、来ました。ここは、北側にある現代の石切り場のようです。

先ほどの防空壕を少し行ったところに、頂上への登山道があります。120mほど、急な坂を登ります。

頂上の様子です。岩がむき出しの部分がありました。反対側に、もう一つの登山道があります。

頂上からの展望です。正面に屋島が見えます。北方向への視界しかありません。(写真をクリックして、ALL SIZESをクリックすると大きくできます)

ちょっと引いて撮影。柵があります。

由良山の三角点。標高120.4mらしい。
先ほど登ってきた道の対向に、道があったので、そちらに進んでみます。

こんな絶壁の上を進みます。

先ほど、間違って進んでしまったところにあった建物が小さく見えます。ビル4階くらいの高さがあると思います。冷静に考えると、とてつもなく危ないところにいます。
非常に足場の悪い道を進んでいくと、清水神社の境内に出ました。

拝殿の右側、写真中央の階段から下りてきました。
非常にお手軽に登れる山ですが、危険な箇所が多いです。子供だけで登らせてはいけません。