2009年2月8日日曜日

野田院古墳 (善通寺市 善通寺町)

野田院(のたのいん)古墳は、大麻山(金刀比羅がある象頭山の横の山、横といってもつながっています)の、かなり上のほうにあります。

去年の大晦日に、大麻山を縦断した際に、この古墳を見つけたのですが、そのときは、歩きだったので、さっさと下山しないといけないと思い、ゆっくり見学できませんでした。古墳めぐりをしていて、野田院古墳は、かなり特殊で、重要な気がしてきたので、車で行ってきました。ここは、整備が行き届いていて感心します。人もあまり来ないし、いい環境です。

大麻山の標高は616.3mで、古墳は405mの高さにあります。集落と古墳との高度差が日本一らしいです。ネットでは、日本一高いところにある古墳という記述も見かけますが、本当かどうかどうかは分かりません。

この付近には、お寺があったらしく、例のごとく長宗我部に焼かれたらしい。

野田院古墳の特徴は、
・善通寺市の有岡古墳群の一つ。
・・古墳は3世紀後半に築造され、日本国内最古の形状の前方後円墳。
・全長44.5m、後円部径21.0m、後円部高2.0m、前方部幅13m。
・後円部は安山岩塊による積石であるが、前方部は盛り土によって造られている。
・後円部に竪穴式石室が2基。


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展望台の上から撮影

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展望台の上から撮影。後ろに、五岳山が見えます。

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展望台

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後円部を横から撮影

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後ろに大麻山が見えます。

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すぐ横には、キャンプ場があります。

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展望台の横にある「後円部の断面を1/2の大きさで表現した模型」

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野田院古墳の説明 (2008/12/31撮影)

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野田院古墳遺構及び施設配置図

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野田院古後円部の内部構造模型

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野田院古墳が造られた時の様子(想像図)

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野田院古墳の築造過程 その1

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野田院古墳の築造過程 その2

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「野田院古墳保存整備事業」の説明

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「積石塚」の説明

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野田院古墳へ行く入り口。場所はここです。池の横にあります。ここから1kmほどメチャクチャ狭いです。

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